初めてこの事に気づいたのは、31歳の時だった。

夢みていた映像系の仕事に就くも、会社員時代は貧乏で疲弊した。独立すると収入は一気に増えたが、丸っと1年仕事が無いなんてことも…。その時やっと気づいたんです。「あれ？こんな気持ちになってまで、やりたい仕事だったっけ…？」と。

もちろん大好きな仕事だった。プライドも満たされたし自信もついた。

でも、日々追われるんです。不安に。

仕事がない日々は「この技術はもう誰も求めてないのかな」と不安になります。だから勉強するけど、新しい技術はどんどん増えていくし、それを追いかける毎日も疲弊してしまいました。新しい技術を追いかけ、必死こいて仕事を取る。そんな生活はウンザリ。

そう思ったときにふとFXが浮かんできたんです。そっか、FXは変わらない。時代は変わってもチャートの動きは変わらないんだ。

そこがFXへ踏み出した、第一歩でした。